高知の夏の風物詩・よさこい祭り

高知の夏の風物詩・よさこい祭り

◆四国三大祭りのひとつ

よさこい祭りは高知県高知市で毎年夏に開催される大きな祭りで、徳島の阿波踊り、愛媛の新居浜太鼓祭りと共に「四国三大祭り」と呼ばれています。
このよさこい祭りは、高知市内9ヶ所の競演場、7ヶ所の演舞場で約200チーム、約19,000人の鳴子を持った踊り子が工夫を凝らし、地方車(じかたしゃ)には華やかな飾り付けをして市内を乱舞する土佐のカーニバルです。
毎年、8月9日に前夜祭、10日、11日に本番、12日に全国大会と後夜祭があり、4日間に渡って行われています。

◆よさこい祭りの歴史

この祭りは全国的な不況の中、戦後の荒廃した市民生活が落ち着き始めた昭和29年8月に第1回が開催されました。
不況を吹き飛ばして市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すために高知商工会議所が中心となって発足したのです。
祭りはパレード形式で行われ、地方車(じかたしゃ)と呼ばれるトラックにPA機器を搭載。踊り子たちがその後ろに連なってよさこい踊りをしながら、各演舞場を順番に回っていきます。
この踊り子たちの衣装や化粧はそれぞれ凝っていることが多く、祭りのひとつの楽しみといえます。

第1回の参加人数は750人で参加団体は21団体でした。その後、第30回目の祭りには踊り子の人数が1万人を突破します。
そして、「よさこい」は新しいものを取り入れ、現在ではチームの個性化がどんどん進化しているのです。
伝統的な音楽もものもあれば、ロックバンドが演奏するチームなどがさまざまな演出が増え、髪型や衣装も次第に派手さを増しています。
振り付けもロック調、サンバ調、古典の踊りと工夫を凝らしていて、見物客を飽きさせない祭りとなりました。

◆参加するチームにルールはあるの?


よさこい祭りに出場するにあたり、ルールが存在します。

*1チームの参加人数は150人以下
*鳴子を持って前進する振り付けをする
*曲のアレンジは自由。しかし、よさこい鳴子踊りのメロディーを必ず入れる
*地方車は各チーム1台必須。安全の確保、過度の装飾競争を防ぐ等の理由から、大きさ等の仕様に制限がある

参加する方は、ルールを破ろうようなことはせずに、祭りを純粋に楽しんでください。
見物する人はアレンジされた曲の中で、よさこい鳴子踊りのメロディーがどこに使われているのか聴き分けに挑戦してみても面白いかもしれませんね!

見物で訪れる人は、近隣に有料の駐車場があります。また、各競演場、演舞場へはJR高知駅から訪れることができます。

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