恋人の聖地・幸福駅（北海道） | 風俗のお仕事コラム

北海道の帯広に「幸福駅」というなんともロマンチックな名前の駅があるのをご存じでしょうか？

幸福駅は旧・国鉄・広尾線沿線内の駅の一つです。その２つ隣にある「愛国駅」で切符を買うと愛と幸せが訪れる縁起が良い場所として話題になっていましが、１９８７年に営業不振により広尾線は廃線となってしまいました。
その際、幸福駅と愛国駅も廃駅となるはずでしたが、駅名の縁起の良さから観光地として存続が決まり、「幸福駅」は幸せを届ける観光駅に、愛国駅は改装され、現在は交通記念館となっています。また、２００８年には幸福駅・愛国駅共々「恋人の聖地」に認定され、２０１３年には全面リニューアルし、今もなお人気の観光スポットになっています。

そんな歴史を持つ幸福駅ですが、観光客から人気を集めるきっかけとなったピンク色の切符は、現在も売店で手に入ります。切符は持ち帰るのももちろん良いですが、２０１３年のリニューアル後は購入した切符に名前を書いて駅舎に貼り付けることがメジャーになり、願いが込められた切符が一面ピンク色になるほどたくさん駅舎に張られています。

お土産におすすめなのが、「愛国駅」と「幸福駅」の２つの区間を商品化した「幸福切符キーホルダー」！！
なんと、幸福ゆき切符は「幸福切符キーホルダー」としてグッズ化されているんです。発行の日付が選べるキーホルダーもあり、誕生日や記念日の日付に合わせて買ってお揃いにするのがオススメ！発売から３９年経っても幸福駅の売れ行きＮＯ.１の土産品として、不動の地位を継続しています。

幸福駅の周囲には、さまざまな散策スポットがあります。

◆幸福駅プラットホーム
昔の面影をそのまま残している駅のプラットフォーム。乗降口のみ木板スロープを新設し、バリアフリー構造につくりかえられていますが、その他は昔のままの状態で保存されています。眼の前には、幸福駅ガーデンの風景が広がっているので、撮影スポットの一つとして活躍しています。

◆旧・広尾線車両
廃線から状態良く保存されている列車で、スプリングが硬めの対面式座席が並ぶ車両内は自由に見学することが出来ます。操縦席も、客席も、廃線時のそのままの状態で残されているので、レトロな雰囲気を堪能してください♪

◆幸福の鐘
幸福駅に来たらやっぱりかかせないのが、幸福の鐘を鳴らすこと。元々は模擬ウェディング用に設置された鐘ですが、いつの間にか幸せが舞い込むと噂され、人気のスポットの一つになりました。鳴らせば幸せが舞い込むと噂されるこの鐘は、優しい音色で訪れた人を穏やかな気持ちにさせてくれます。

幸福駅のつ隣の「愛国駅」。「愛の国から幸福へ」という言葉で幸福駅が有名になったということからも、愛国駅は、この幸福駅とセットのような観光スポットになっています。現在は交通記念館になっている愛国駅は、蒸気機関車や実際に使用されていた切符やパネル等が展示されています。乗車券の形をした大きなモニュメントが駅前にあるので、記念写真を撮るのもオススメです。

幸福駅は、ＪＲ根室本線帯広駅より車で３０分の場所にあります。バスを利用する場合は、ＪＲ帯広駅前のバスターミナルより十勝バス「広尾」行きに乗り、「幸福」バス停で下車して徒歩５分ほど。営業期間は年中無休、入場無料で自由に見学ができます。

いかがでしたか？
出稼ぎで北海道に訪れた際は、愛と幸せが訪れる幸福駅と愛国駅に立ち寄ってみてはいかがでしょうか♪