東北を代表する温泉郷・飯坂温泉（福島県） | 風俗のお仕事コラム

「飯坂温泉」は、鳴子温泉・秋保温泉とともに奥州三名湯のひとつに数えられ、古くはヤマトタケルの時代にまでさかのぼるといわれています。俳人・歌人の松尾芭蕉、正岡子規、与謝野晶子も訪れており、飯坂を詠んだ句碑等が建てられています。他にも、ヘレン・ケラー、昭和天皇をはじめ、皇族の方も訪れています。
摺上川とその支流赤川の流れを中央に大小さまざまな旅館が軒を並べており、宿泊はもちろん、日帰り温泉入浴のプランを提供している旅館も多くあります。 また、温泉街には９つの共同浴場と４つの足湯がありますよ♪

飯坂温泉の共同浴場は、最も古い「鯖湖湯」をはじめとして、９つの共同浴場があります。２００円～３００円ととってもリーズナブルな共同浴場ですが、シャンプーや石鹸などは置いていないので持参してくださいね。
※営業時間：午前６時～午後１０時

◆波来湯（はこゆ）
波来湯は飯坂温泉にある９つの共同浴場のひとつで、約１２００年もの歴史を持つ温泉です。
太鼓やぐらがある和風の概観は歴史を感じさせて、地下１階の浴場には、かけ流しの湯とちょうどよい温度の湯の２つの浴槽があります。かけ流しの湯はかなり熱いので注意してくださいね！
◆鯖湖湯
飯坂温泉発祥の地である鯖湖湯は、ヤマトタケルや松尾芭蕉など歴史上の偉人も入ったと伝わる名湯。 風情たっぷりのヒバ作りの外観は、飯坂温泉のシンボルにもなっています。
平成５年にリニューアルされた御影石の浴槽は、明治時代の共同浴場を再現したものだそうです。
◆切湯
昔は上湯とも呼ばれた古くからある温泉で、切り傷によく効くといわれています。
今の建物は昭和40年に改修したものです。
飯坂温泉街の古くからある数少ない源湯の一つです。

他にも、導専の湯、大門の湯、八幡の湯、十綱の湯、仙気の湯、天王寺穴原湯があります。

飯坂温泉を流れる摺上川の上流にあり、摺上川ダムの調査試掘の際に発見された源泉を利用した、福島市の市営温泉施設「もにわの湯」。正式名は広瀬源泉と言います。
屋根は昔の人がかぶって旅した「笠」をイメージしたデザインになっており、自然の石を利用して作られた露天風呂では、開放感をたっぷりと味わえます♪（入浴料：大人２５０円）

飯坂温泉には、旧堀切邸の敷地内にある「旧堀切邸手湯足湯」、鯖湖湯のすぐ近くにある「あ～しあわせの湯」、親水公園内のお堂の側にある「波来湯公園」、切湯共同浴場近くの屋内にある「ちゃんこちゃんこの湯」の４つの足湯があります。全て無料で利用できるため、飯坂温泉に訪れた際は、是非利用してくださいね！


いかがでしたか？
出稼ぎで福島に訪れた際は、まるでタイムスリップしたような歴史ある「飯坂温泉」でゆったりのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか♪