感覚のおもむくままに探索しよう！滋賀のアートスポット （滋賀県） | 風俗のお仕事コラム

日本のほぼ真ん中に位置し、県土の約６分の１を占める日本最大の湖・琵琶湖がある滋賀県。 国宝・彦根城をはじめ、比叡山延暦寺や近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂など歴史を感じられる風情ある町並みの多いところです。

また、ゆるキャラの元祖と言われる「ひこにゃん」も滋賀を代表するひとつと言えます。そんな滋賀県にあるアートスポットをご紹介します！
出稼ぎの合間に、自分の感覚を磨いてみては？

比叡山・比良山を望む琵琶湖の畔にある滋賀県守山市の佐川美術館は、日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂吉左衞門の作品を存分に鑑賞することができます。
作品はさることながら、敷地の大部分を占める水庭に浮ぶ3棟の建物が芸術作品のようで歩くだけでもその世界観に圧倒。

また、樂吉左衞門館に併設されている茶室は斬新でモダンな造りとなっており、他に類をみない茶室ですので一度は見ておくべき芸術空間です。
また年に数回、茶室見学に加え「呈茶（立礼席）」を実施されており、 30分間の茶室見学ガイドツアー後に樂吉左衞門館ロビーで立礼席呈茶や、本格的なお茶会も開催されているようです。
ぜひ、一度芸術的なお茶室でお茶をいただいて日本の侘び寂びを体感してみたいですね！

MIHO MUSEUMは、滋賀県甲賀市の市街から離れた深い緑に囲まれた山中にあります。
建築家・I.M.ペイ氏によって建てられたミュージアムは、建築容積の約80パーセントが地下に埋設、自然の中に埋め込まれた建築をコンセプトに作られています。
可能な限り自然を残し、周辺の景観との調和に重きをおいた建物となっており、自然と一体感になった気分が味えそうです。

レセプション棟から美術館棟までは歩くのがベスト！
桜や新緑の季節は景色が素晴らしく、まさに夢の世界に迷い込んだかのよう。
こちらの美術館は展覧会を開催していないときは休館となるので、訪れるときは開館状況を確認してから行かれることをお勧めします。

滋賀県近江八幡市のにあるボーダレス・アートミュージアムＮＯ-ＭＡは、昭和初期の町屋を和室や蔵などを活かして改築したミュージアムです。
原点は「日本の障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄氏たちにより創設された近江学園で、粘土を利用した造形活動が始まりでしたが、今では障害のある人の表現活動の紹介のみならず、一般のアーティストの作品を合わせて紹介することで「人の持つ普遍的な表現の力」を感じ取れる貴重なアートスポットです。

昭和初期に建てられた京風数寄屋造りの民家を改築してできた館内に入ると、そんな革新的な意図とはうらはらに、どこか近所の家に遊びに来たような雰囲気で、長い時間をここで過ごす来場者も多いというのもうなずけます。
アウトサイダー・アートに触れたことのない方は必見の美術館です。

滋賀県東近江市にある、10年前まで麻製品をつくる北川織物工場だったという面影を残すファブリカ村は、art×cafe×shopから成る「つくるよろこびにふれる場」をコンセプトとして、カフェあり、ギャラリーあり、アトリエあり、ライブスペースあり。
作られた小さな村のようなアートスペースです。

ここは土日のみ営業されており、お正月や桃の節句・七夕など、日本の行事にあわせた料理、着付け、作法、お花の教室などが開催されています。
カフェでは作家さん作品のテーブル、椅子、照明、器などが使われ、さらに併設しているギャラリーでも作品が楽しめます。
まるでメルヘンの世界に迷い込んだかのような雰囲気。
休める時間ができた時には、ファブリカ村へ暮らしを彩るアートを探しに訪れてみてはいかがでしょうか?

模型業界では、高い造形技術と型破りな経営で有名な企業、海洋堂。
造形物の精巧さや造形センスは世界屈指の水準を誇ります。
その突出した知名度から「造形製作・海洋堂」の名前を冠すれば商品の売れ行きが上がるといわれるほど。

チョコエッグをヒットさせた会社といえばイメージも湧くでしょうか？
その食玩で一躍有名になった海洋堂のミュージアムが滋賀県長浜にあり、創成期の作品から食玩まで海洋堂の歴史を知ることができます。
フィギュアをより楽しんでもらうために、箱の中にジオラマを創り、フィギュアたちをジオラマによって演出されたコーナーでは、ついつい目を奪われてしまいます。
また入場者全員にコインが渡され、ガシャポン機でフィギアをゲットできる楽しみもあります。
まだ知らなかった海洋堂のフィギュアに出会って、ついコンプリートしたくなるような商品に出会うかもしれませんね！