あなたをひこにゃんが待ってる?彦根城へ会いに行こう!

あなたをひこにゃんが待ってる?彦根城へ会いに行こう!

彦根城って有名だけど…どんな城?

彦根城は、関ヶ原の戦いの勝利した徳川家康が家臣の井伊直政に与えた土地にある金亀山に新しく建てた城。そして、現存する国宝4天守のうちのひとつでもあります。作りは三重三階地下一階、城としては小規模にもかかわらず多種多様な櫓と門を持っています。そして天守はその外観が華麗なことで知られます。入母屋破風(いりもやはふ)と切妻破風(きりつまはふ)を多用し、相互に組み合わせることで一体感をもたせ、さらに軒唐破風(のきからはふ)を配して多彩な軒先を演出しています。破風とは屋根の妻側の造形をさします。入母屋破風は二等辺三角形の形をしており、入母屋造りの屋根につく破風です。切妻破風とは屋根の三角部分が上の屋根にまで突き出した形状をしています。このふたつの破風はよく使用される形ですが、軒唐破風を含む、曲線を用いた唐破風を扱うのは城郭にはやや難しいとされます。それ故、他の破風と合わせて唐破風を使用するのはセンスを問われるといってもいいでしょう。ちなみにこの唐破風は姫路城にも使用されています。彦根城は姫路城にも引けをとらない華麗な装飾が施されているのですね。

趣味は彦根城の周辺散歩!もしかしたらひこにゃんに会えるかも?

今やゆるキャラブームの礎をなったといっても過言ではないひこにゃん。にこにゃんは彦根藩二代藩主である井伊直孝公を手招きして雷雨から救ったといわれる招き猫に、井伊のシンボルである赤備えの兜をかぶせたキャラクター。彼(彼女?)は公式サイトでスケジュールも公開されていますが、天候によって変更もあり詳しい行動範囲は彦根城内にある「本日のひこにゃん」案内板で確認できるそうです。是非、会いに行ってみるのはいかがでしょうか?別称の「モチ」のように愛くるしいフォルムのひこにゃんがあなたを迎えてくれます。

表御殿・彦根城博物館にいってあの兜を見よう!

さきほど紹介したひこにゃんもかぶっていた赤備えの兜や仏胴具足は彦根城博物館に展示されています。この具足は関ヶ原の戦いで井伊直政が着用したものと伝えられています。こうした朱漆塗りの具足を用いたルーツは甲斐の武田氏の重臣であった山県昌景隊にあやかったものであるとされます。表御殿は一度解体されたものを1987年に古写真や絵図をもとに復元されました。藩主の住居や茶室は木造で復元されています。ちなみに、護国神社にある能舞台は、解体された表御殿のうちのものを移築したもので、現存する城郭御殿で唯一の能舞台であるとされています。

藩主たちの憩いの場、玄宮楽々園でゆったり散歩をしよう!

彦根城内には玄宮楽々園と呼ばれる庭園と御殿が残されています。庭の部分を玄宮園、御殿を楽々園と分けて呼称します。4代藩主のころから下屋敷として造営したものを11代藩主が大改修を施して隠居所としたのです。庭園である玄宮園から望む天守の姿は優美で彦根城の代表的な景観となっています。彦根城とひこにゃんに会えて満足して帰ってしまうだけでは勿体ない。帰りに玄宮園に立ち寄ってみては?

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