「あたら夜もみじ」で幻想的な夜の紅葉を楽しむ

「あたら夜もみじ」で幻想的な夜の紅葉を楽しむ

2000本の紅葉と国宝建築物の石山寺本堂が闇に浮かぶ秋の夜

今年の紅葉狩りの予定はお決まりですか?
昼間の陽光に照らされた、青空を背景に見る赤や黄色の紅葉も美しいものですが、夜の静寂の中で見るライトアップされた紅葉はまた一味違った風情を感じることができますよ。


11月中旬〜下旬にかけて、大本山石山寺では、「あたら夜もみじ」というイベントが開催されます。
約2000本の美しく色付いた紅葉と、国宝である石山寺本堂や多宝塔などがライトアップされるほか、東大門から志納所へと続く参道脇にはずらりと行灯が灯されて、幻想的な雰囲気を醸し出します。
本堂内にも「南無観世音菩薩」と記された大きな提灯がいくつも下げられて内部を照らしている他、いたるところに提灯や行灯の光でライトアップされた寺社内は、現世を忘れる美しさ。


「あたら夜もみじ」の「あたら夜」とは、可惜夜と書き、開けてしまうのが惜しいほどの夜、という意味合いを持つそう。
一人でのんびり訪れて寺社の雰囲気を満喫するのも良いですし、ムードのある雰囲気はカップルのデートにもぴったりです。
たまには都会の喧騒から離れ、ライトアップされた紅葉と国宝建築物の美しい夜の情景を、静かな秋の夜長に楽しんでみませんか?

東大寺の大仏造立時の黄金不足対策で開かれた寺院「石山寺」

この石山寺は、聖武天皇の命を受け、良弁僧正が開基となって開設された寺院。
東大寺の大仏を造立する際に、必要な黄金が不足したため、それに困っていた聖武天皇でしたが、夢でこの地に伽藍を建造し、如意輪法を修するようにという啓示受け建造されました。
縁結びや福徳のご利益があるとして、人々の信仰を集めるお寺で、朝廷、摂関貴族から庶民に至るまで多くの人々の信仰を集めるようになり、その後も源頼朝、足利尊氏、淀殿らに支持されて、西国三十山所観音霊場として広く知られるようになりました。


また、石山寺建立の際には地中から五尺の銅鐸が出土したことでも有名で、こちらは石山寺の建造〜寺の縁起、本尊の霊験などが描かれている石山寺縁起絵巻にも記されています。

カフェやコンサートも楽しめる!

「あたら夜もみじ」期間中は、石山寺捨翠園にて和風のカフェ「あたら夜カフェ」も開設されており、お茶席が設けられます。
抹茶や甘酒、和のスイーツなどを楽しむことができますので、夜の紅葉を眺めながらゆったりとしたお茶の時間を満喫してみては?


また、土日祝日には、石山寺本堂において、ジャズやフラメンコ、シャンソン、よし笛などのコンサートも開催されます。
本堂の厳かな雰囲気の中に響き渡る伸びやかな美しい音の共演をお楽しみいただけます。
詳細は石山寺ホームページにてご確認下さい。

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