気分は探検家！？鍾乳洞・龍河洞へ突入せよ！（高知県） | 風俗のお仕事コラム

龍河洞とは高知県香美市にある、岩手県の龍泉洞と山口県の秋芳洞と並ぶ日本三大鍾乳洞のひとつ。全長は約4㎞で約1キロメートルが観光コースとして見学可能。通常の観光コースに加えて、冒険コース（料金に差異あり）などもあります。また龍河洞は自然によって長年手がけられた幻想的な造形美だけでなく、弥生時代の暮らしの痕跡が入り口付近に見られることから学術的価値も評価されている天然記念物なのです。

龍河洞の洞内は通常のコースでも刺激がたくさん。まず、垂れ下がる鍾乳洞のシャングリアや先住民族の置き土産が龍河洞と一体となった神の壺など美しい鍾乳洞や石筍の魅力に触れることができます。さらに今にも頭上に落ちてきそうな千枚岩や足を踏み入れたらいかほどの深さか検討もつかない奈落など、スリルを味わう箇所もあります。それでももっと探検したいという方へ、冒険コースが用意されているのでご利用してみてはいかがでしょう。木の梯子を上ったり暗闇の中を手探りで歩いたり、人為的な道でないところも通ることができます。ナビゲーターが一緒なので安心ですが、足元にはくれぐれもご注意ください。少しだけスリルを味わいたいのなら通常料金と変わらない暗闇体験ツアーもおすすめです。毎月（8月を除く）第二日曜の一時間限定で開催されています。
 
時間：年中無休、8時30分～17時まで
通常料金：大人（高校生以上）1100円、中学生700円、小学生550円
冒険コース（要予約）：プラス料金1000円、
別途装備（つなぎ服・長靴）のレンタル料1000円

鍾乳洞探検が終わり、もしも時間があるならば併設されている珍鳥センターや博物館に立ち寄られてみてはいかがでしょう。どちらも無料で入場できます。特に珍鳥センターでは南国土佐が生んだ特殊な鳥を多く収集しており、天然記念物の指定されている鶏を見ることが可能。尾羽が約1ｍ、最長記録で8ｍになるというオナガドリの生態を観察できる貴重な体験ができます。その他にも奇形のうずらちゃぼや宮地鶏なども見ることができます。博物館にも、龍河洞の成り立ちや地史的・科学的な鍾乳洞に関する知識がたくさん提示されているのでもしも龍河洞がきっかけで鍾乳洞に興味がわいたら足を運んでみては。

電車：ＪＲ土佐山田駅から市電バスで20分
車：南国ＩＣから車で25分、のいち駅から8分
飛行機：高知空港から車で15分