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京都のとなり、滋賀・大津で紅葉狩りを楽しもう!
京都のとなり、滋賀・大津で紅葉狩りを楽しもう!
紅葉といえば京都ですが、お隣、滋賀県の大津にも有名な紅葉スポットがあります。京都から大津まではJR東海道本線で9分の距離。滋賀に出稼ぎに出たなら大津で紅葉鑑賞を楽しみませんか。
国宝・重要文化財と紅葉とのコントラストに目をみはる「石山寺」
まず市内から最も行きやすいのが「石山寺」。東寺真言宗の大本山で、広い境内には天然記念物の硅灰石[けいかいせき]のほか、国宝である多宝塔、重要文化財である東大門などの建造物がずらり。多宝塔と同じく国宝となっている本堂には紫式部が『源氏物語』を執筆したという源氏の間も。
紅葉の時期は例年、11月中旬から12月上旬にかけて。ヤマモミジ、オオモミジ、イロハモミジが硅灰岩を彩る、その見事さは是非目に焼き付けておきたいもの。境内には約1000本の紅葉があり、国宝や重要文化財と融合も見どころのひとつです。11月中旬から下旬にかけてはライトアップも行われ、夜はまた違った表情を見せる石山寺。電車のみで行くなら京阪石山坂本線石山寺駅から徒歩約10分。電車とバスを利用するなら、JR石山駅から京阪バス約8分「石山寺山門前」下車徒歩すぐの場所にあります。
滋賀・大津でも指折りの紅葉スポット「日吉大社」
2100年の歴史がある「日吉大社(山王総本宮日吉大社)
は、全国に3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮。境内には約3000本ものモミジやカエデがあり、滋賀県屈指の紅葉名所として有名です。11月上旬から色づき始め、見ごろは11月中旬から12月上旬。約13万坪の広大な境内には多くの社殿が点在し、社殿と紅葉とが織りなす見事な景観、その美しさにはきっと息を呑んでしまうに違いありません。こちらも11月にはライトアップが行われ、20時30分まで拝観が可能。電車で訪れる場合は、京阪石山坂本線坂本駅から徒歩約10分、またはJR比叡山坂本駅から徒歩約20分です。
少し足を伸ばしてでも堪能したい、世界文化遺産「延暦寺」の紅葉
大津市内とはいえ、少し遠くなりますが、最後にご紹介するのは「延暦寺」。天台宗の総本山で、国宝や重要文化財も数多く平成6年(1994)には世界文化遺産に登録されました。車ならドライブウェイから臨む紅葉が素晴らしいのですが、ひとりあるきでも紅葉は存分に楽しめます。モミジは約3000本。横川中道の周辺は見どころのひとつです。「もみじ祭り」は10月下旬から11月下旬にかけて。紅葉の見ごろに行われます。
電車で訪れるなら京阪石山坂本線坂本駅から徒歩約10分で比叡山鉄道ケーブル坂本駅、そこからケーブルで約11分、延暦寺駅下車となります。JR比叡山坂本駅からなら、徒歩約25分で比叡山鉄道ケーブル坂本駅、そこからケーブル約11分、延暦寺駅で下車してください。あたたかい服装で出かけるのも忘れずに。
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