「じぇじぇじぇ」だけじゃない!面白い岩手の方言

「じぇじぇじぇ」だけじゃない!面白い岩手の方言

岩手の方言の特徴

岩手の方言といえば、NHKの連続ドラマ小説「あまちゃん」で話題となった『じぇじぇじぇ』が有名ですよね。しかし、じぇじぇじぇ以外にも面白い岩手の方言はたくさん存在します。また、岩手県の方言は地域差が大きいため、岩手弁と呼ばれることは少なく「盛岡弁」「宮古弁」など都市名で呼ばれています。
今回は少しでも快適な出稼ぎライフを送れるよう、そんな岩手の方言の特徴をご紹介します。

◆アイヌ語が多く含まれている
岩手の方言には、「バッケ(ふきのとう)」「サンペ(心臓)」「マキリ(小刀)」など、日本語だけでなくアイヌ語が多く含まれています。岩手は江戸時代までアイヌ人が普通に住んでおり、鎖国下にありながらもアメリカやロシアとも関わりがあったことが由来だそうです。

◆1音で意味をなす言葉
秋田にも1音で意味をなす秋田弁がありますが、岩手にも「い:結構です」「く:食べるまたは食べますか」「け:食べなさい」「こ:来なさい」「せ:しなさい」など1音で意味をなす言葉があります。

◆動詞+ささる
岩手では「~できる」を「~ささる」、「~できない」を「~ささらない」と言います。例えば「書く」という動詞の場合、「書ける」は「書かさる」、「書けない」は「書かさらない」となります。

面白い岩手の方言

◆だから
だからは【それな、だよね】という同意の意味。東北の人がよく使う独特の相槌で、「飲み行きたい!」「だから!」などと使用します。
◆したっけ
したっけは【そしたら】という接続詞。「したっけまたね~」は【また明日ね~】という意味になります。
◆あべ
【行く】という意味。「あべあべ~!」は【行く行く~!】という意味なので決して苗字を連呼しているわけではありません。因みに【行こう】は「あばい」となります。
◆いずい
岩手でよく使われる「いずい」。【しっくりこない】という意味で、北海道や宮城などでもよく使用されている方言です。
◆ぺっこ
ぺっことは【少し、小さい】という意味。「ぺっこけらいや」は、「少しください」、「あんだ、ぺっこだな」は、「あなた小さいですね」という意味になります。
◆ちょす
ちょすとは【触る、触れる】という意味。「ちょすな」は、さわられて欲しくないときに使います。反対にさわって欲しいときには「ちょしてけろ」といいます。
◆もれもれ
もれもれは【たくさん】という意味。「今日のおまづり、もれもれど人ではってら」などと使用します。
◆だんがだんが
だんがだんがは【勢いのある様子】のこと。「だんがだんがど、走ってきた」などと使用します。
◆はちゃはちゃ
はちゃはちゃは【落ち着きのない様子】のこと。「このわらす、はちゃはちゃづいごど」などと使用します。

このほかにも、つめたい(しゃっこい)、さむい(しばれる)、おどろく(たまげる)、くさる(あめる)、ねまる(座る)、しょす(恥ずかしい)、おだず(ふざける)、まぶる(見守る)、あぐど(かかと)、きゃなぁ(腕)、すねがら(脛)、とすけもの(くじ引き)、たろひ(つらら)、わらす(子ども)、おばんです(こんばんは)、まるく(巻き取る)、けっちゃ(逆さま)、まずら(まるごと)、ふどる(足元がぬかるむ様子)、かます(かきまぜる)、じぇんごたれ(田舎者)、おあげんせ(召し上がれ)、などがあります。※地域によって多少異なります


いかがでしたか?
このように「じぇじぇじぇ」以外にも、面白い岩手の方言はたくさんあります!
岩手の方言を理解して、出稼ぎライフを楽しんでくださいね♪

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