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奈良公園から見える若草山
奈良公園から見える若草山
「若草山(わかくさやま)」は奈良公園に入ってすぐに視界に入ってくるものの中で最も目立つものの一つではないでしょか。こんもりとなだらかに盛り上がった緑の小山であり、樹木は生えておらず、一面を芝生が覆っています。標高は340メートルで、山頂には日本で最大級とも言われる前方後円墳、「鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)」があります。この古墳は『国の史跡』であり、全長は130メートル、5世紀ごろに作られたものと推定されています。
若草山は奈良公園などから遠景として望む若草山そのものの景観も見事であり、奈良県の代表的な風景の一部と言ってよいものですが、若草山の山頂からの景色こそ、それにもまして優れた名勝です。山頂から奈良の市街地を望む光景は『新日本三大夜景』の一つに数えられているほどで、鶯塚古墳とともに、若草山登山の半ば、人々のはげみとなる主たる目的となっています。若草山は遠目からはなだらかで、樹木も岩場もない、登山に優しい小山に見えますが実際にその斜面を歩いてみるとそれなりの体力を要求される道のりであることがわかります。階段のようなものがないため、始終芝生の急な斜面を歩くことになります。それは思いのほか足腰に負担のかかる運動となるでしょう。また転倒には大いに気をつける必要があります。夜景で有名な若草山は夜にのぼる人も少なくありませんが、十分に足元に注意するようにしてください。
毎年一月には、奈良の冬の風物詩として知られる、『若草山の山焼き』が行われます。日が暮れてから若草山に火が放たれると、その日は若草山全体を包み込みます。その様子は全国に向けて放送されるほど見事であり、有名で、山焼きの火には多くの人々が寒空の下、最適な観望地に集います。
意外な場所に名勝地? 県庁屋上広場とは
奈良の都といえば数えきれないほどの文化遺産、自然遺産を有し、その景勝地もひとつひとつと数えるよりはむしろその地域そのものが全体的に美しいと評されます。しかしそんな奈良の都をゆったりと散策して地上から名風景を眺めるのに飽きたら、今度は少し高いところから古都を一望してみましょう。そしてそれができる絶好のスポットが、意外な場所にあります。――それは奈良県庁舎の屋上です。『県庁屋上広場』という名のその県庁舎の屋上は一面に芝生が敷かれ、緑地化されています。ベンチなどが配置され、憩いの場として整備され、まさにその屋上一帯が公園となっているのです。県庁舎は大きい建物であり、その屋上全体が活用された公園は面積も十分にあります。立地が良く、東西南北いずれを向いても素晴らしい景色が楽しめることでしょう。
県庁屋上広場からは若草山もちょうどいい具合に美しく望めます。秋には若草山の芝生も心なし色づき、周囲の山々は紅葉に包まれます。冬には雪化粧をあしらわれた真っ白な若草山が見られることでしょう。そのほか奈良公園の様子も一望でき、東大寺の屋根をはじめ、近くに立てば見上げるばかりの巨大な建築群、重要文化財の数々を見渡すことができます。広い空の下でのびのびとした時間を過ごすには最適な公園といえるでしょう。このように優れた展望台に、エレベーターで気軽に訪れることができるというのが嬉しいポイントです。入場料が無料というのも、親しまれやすさに一躍買っています。
桜の名所、吉野山の名風景
「吉野山(よしのやま)」は吉野郡吉野町にある山稜で、主に「金峯山寺(きんぷせんじ)」を中心とした一帯のことを指して言う場合が多い。この「金峯」とは吉野山のことも指していますが、もう一つ、やや離れた場所に位置する
「大峰山(おおみねさん)」を含めた霊場としての山岳を表す言葉です。――吉野山は桜の名所として有名で、春の見頃にはたくさんの観光客が訪れます。
吉野山に誇る桜の種類としてはシロヤマザクラが最も多く、そのほかおよそ200種類、三万本を超える桜の木が極めて濃密に林立しています。この吉野山のシロヤマザクラはその密集具合から一目で千本見える桜として、「一目千本桜」とも呼ばれています。毎年四月の頭から少しずつ、山のふもと、中腹、山頂と順に開化してゆく桜の風景は、日を重ねながら少しずつ楽しむことができるとして、古くからこの地の人々に愛されてきました。ヤマザクラは満開の時期には夜のライトアップも行われ、夜桜を楽しめるようここ心配りがなされます。
吉野山の桜と歴史上の偉人の交流ついての記録は多く、かつて豊臣秀吉も花見に訪れたことがあると伝わっています。吉野山一帯を広範囲に彩る桜景色はその部分部分によって微妙に異なった表情を見せるため、それぞれの見どころをおおまかな地域で分けて、「一目千本」の異名から取り、「下(しも)千本」、「中(なか)千本」、「上(かみ)千本」、「奥(おく)千本」などとも言われます。吉野山は『国の史跡』、また、『名勝』、そして『ユネスコ世界遺産』にも指定され、1990年には『日本さくら名所100選』に選ばれました。
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