宮崎県の意外と知られていない小話

宮崎県の意外と知られていない小話

県民の地元への愛着ランキング一位!最も幸福な県!?

NHKが行った県民意識調査によると、好きな県ランキングで堂々の一位を獲得しており、また自分を「県人だと思う」のランキングでも3位に位置しています。県人とは一般に、その件に特徴的な県民性を色濃く反映した人のことで、つまり宮崎県民は自分が宮崎県ならではの人格だという意識が強いということになります。宮崎県民の県民性というと、信仰深く地域の結びつき、愛着が強いことが挙げられます。これは農業大国宮崎ならではの、農家の結びつきが当たり前であった土地柄に関係するのでしょう。また宮崎では歴史をたどってみても大きな戦がなく、人々は温和で競争を好まず、人情に厚いことが特徴ともされています。「県民性」というとやや差別的な響きを感じる方もいらっしゃるでしょうが、どうやら宮崎県の人々は今でもなお自分たちが「宮崎県民」であることに誇りを感じているようです。

その他の意識調査ランキングを見てみても、自分が住んでいる土地が好きだという人、地元の政治家への応援意識、地元の行事や催事への参加率がいずれも全国トップクラスに高く、県民の郷土愛が強く感じられる結果となっています。

どうしてこれほどまでに宮崎県の幸福度が高いのでしょうか。宮崎県は結婚の幸福度ランキングでも堂々の一位を獲得しています。統計的に宮崎県の平均年収は全国平均より低いのですが、その物価も安く、のんびり働いて暮らせるとも言われていますが、それが根拠として正確なのかは定かではありません。日本一のびのびと幸せに暮らす宮幸福の理由とは一体何なのでしょうか。その答えを見つけるために宮崎に出稼ぎに行ってみるのも、得難い経験になるかもしれません。

日本の酒とタバコはここで生まれる? 焼酎大国宮崎県!

宮崎県の人々は焼酎を愛飲しています。どれくらい愛飲しているかというと、日本で一番愛飲しているのです。焼酎の一人当たりの消費量が最も高い県が宮崎県で、出荷額もまた4位と、人口で不利なランキングにおいても難なく上位を占めています。宮崎県でよく作られ、よく飲まれる焼酎ですが、九州の人は酒豪だと言われる由来かもしれません。宮崎県南部は鹿児島同様サツマイモの名産地です。これは、もともと宮崎県が鹿児島、かつての薩摩藩に支配されていた頃に薩摩藩主の島津氏によって焼酎造りが奨励されたためと言われています。宮崎の人々は鹿児島の人々が好む25度より少し低めの20度前後の焼酎をストレートや燗で飲むことが多いようで、その飲み方が宮崎流なのだといいます。

またタバコ畑の面積は全国一位となっており、観光に訪れた際に頻繁に目にするのどかな景色の中には、一定の確率で葉タバコ畑が隠れているはずです。しかしながら消費量は多くなく、栽培されたタバコの多くは県外で味わわれています。国産タバコの人気は高く、古くはスペインのフィリピン総督から徳川家康に献上されたのが始まりとされています。今は宮崎県の農家の人々が丹精込めて作り上げ、伝統を受け継いでいます。

仕事で疲れた体に心地よいという共通した性質を持つ酒と煙草は相性が良く、どちらか片方を好めばもう片方にも手が伸びがちな関係にありますね。どちらも愛用して手放せないという人も多いはずです。度を過ぎるのは困りものですが、お酒とタバコを愛する方は、宮崎県にもこれからはちょっとだけ感謝の気持ちが芽生えてきませんか?

名瀑「関之尾の滝」では食事も遊びもおまかせ!

「関之尾の滝(せきのおのたき)」は都城市関之尾町にある滝で、日本の滝100選に選ばれています。滝は「大滝」と「男滝」、「女滝」の三つの滝で構成され、高千穂峡の「真名井の滝」とは対照的な、幅広のごうごうと鳴る勇壮な趣ある滝です。大滝の幅は40メートル、高さが18メートルにもなるというからその景色が日本の滝100選に認定されるのもうなずけます。またもう一つ、関之尾の滝には通常の滝にない非常に珍しい構造が見て取れ、見どころとなっています。「甌穴(おうけつ)」と呼ばれるそれは滝の流れによって岩に刻まれる穴で、それらがこの関之尾の滝の上流の様子を奇妙なものへと変えています。この世界でも珍しい「甌穴」は国の天然記念物に指定されています。付近一帯はレジャーパークとして開発されており、テニスコートやプール、花畑やレストラン、土産物店と、一通りの観光施設が取り揃えられています。

この滝には伝説があります。今から600年ほど前、当時の都城の城主であった北郷資忠公(ほんごうすけただ)がこの滝を肴に月見の宴会を開いていました。庄内一の美女として招かれたお雪という女がその席でお酌をするのですが、緊張のあまり酒をこぼしてしまったというのです。お雪はそれを苦にして滝つぼに身を投げ、恋人もまた、後を追うように行方が分からなくなりました。その恋人が行方をくらます直前槍で岩に彫ったという詩が今に残されています。

その伝説にちなんで、恋人同士でこの滝を訪れ、男滝と女滝それぞれに酒を流すと必ず結ばれると言われるようになりました。また、600年前の不幸な二人を偲んで、毎年7月には「おゆきまつり」というお祭りが開催されています。

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