あなたは何杯食べられる? 岩手県のわんこそば

あなたは何杯食べられる? 岩手県のわんこそば

◆「わんこ」の意味は・・・?

岩手県の花巻市と盛岡市に古くから伝わる蕎麦のひとつである「わんこそば」。
実際に食べたことがある人、テレビで見たことがある人とさまざまだと思いますが、ここでは「わんこそば」を取り上げていきます。
「わんこ」とは岩手の方言で「お椀」を意味します。
一口ほどの蕎麦が入ったお椀をカラにすると、お給仕さんがすかさず一口ほどの蕎麦を投げ入れます。
投げ入れるときにお給仕さんが「はい、じゃんじゃん」とかけ声をするのが特徴でもあります。
それを繰り返していき、満腹になったらお椀の蓋を閉めるルールです。

◆わんこそばの誕生秘話

このわんこそばの誕生には諸説ありますが、その一つをご紹介します。
かつて岩手県の山村では地主の家に多くの村人たちが集まり、宴会を行っていました。
その宴会の終わりには「お立ち蕎麦」といって、必ず蕎麦が振る舞われたそうです。
ところが、どんなに大きな鍋で蕎麦を茹でても、10人前の蕎麦を作るのが限界でした。
そこで、その10人前の蕎麦をその場にいる人数分のお椀に小分けして食べてもらうことにしたのです。
その間に新たな蕎麦を茹で、また小分けにして食べてもらう。この繰り返しからわんこそばが誕生しました。
岩手県には身分に関係なく、その場にいる全員でおいしいものをおいしい状態で食べてほしいという風習があり、どんどんおかわりを薦めるのは「お腹いっぱいに食べてもらいたい」という思いがあったからだとされています。

◆お店には”タイプ”がある

花巻市、盛岡市のわんこそば店には、2パターンのタイプのお店があります。

*おもてなし重視タイプ
”おもてなしの心”を重視して、お客さんの食べるペースに合わせてゆっくりと最後までおいしく食べられるように工夫している店です。


*パフォーマンス重視タイプ
観光客のためにパフォーマンスを重視する店です、
お椀をお客さんの前に重ねたり、お給仕さんが蕎麦を入れる時に掛け声を発したりと工夫します。

どちらも料金は一杯いくらではなく、定額制の食べ放題のことが多いです。
店舗によっては「何杯セット」になったものや、杯数の制限がある場合もあります。
蕎麦だけでは飽きてしまうという人のためにネギ、きざみ海苔、かつお節などの薬味が用意されています。
中には、まぐろやとろろ、いかの塩辛などの変わり種がある店もあります。

◆たくさん食べるための秘訣

*完全な空腹で食べない
朝食や昼食は抜かずに食べましょう

*適度に薬味を利用する
蕎麦の味に飽きないように、変化を付けると◎!

*めんつゆを飲み過ぎない
汁でお腹いっぱいになってしまいます

*テンポよく食べ進める
スタートダッシュは早々にお腹が膨らんでしまいます。
早食いするのではなく一定のペースで、ゆっくり食べるのがおすすめです。

◆蓋を閉めるタイミング

満腹になったらお椀の蓋を閉めればOKです。
なんだ簡単じゃん!と思うかもしれませんが、この蓋を閉めるのが難点なんです。
お給仕さんは隙間をぬって、サッと入れていきます。
お腹いっぱいでも食べなければいけません。
涙目になっても無理だと訴えてもお椀の蓋が開いている限り、入れてきます。
他の人に入れている隙にさっと蓋を閉めましょう。


男性は80〜100杯、女性は30〜60杯が平均とされています。
岩手県を訪れた際には何杯食べられるか、挑戦してみてはいかがでしょうか^^!
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