青森の新名物「味噌カレー牛乳ラーメン」って何?

青森の新名物「味噌カレー牛乳ラーメン」って何?

味はB級じゃない?今話題の「味噌カレー牛乳ラーメン」とは

青森のグルメといえば、と聞いた時、まず浮かんでくるのは海鮮の寿司や刺身、せんべい汁などでしょうか。ところが、知る人ぞ知る絶品ご当地グルメがあるのです。それが「味噌カレー牛乳ラーメン」。
強烈なネーミングは近年人気のB級グルメを思わせますが、実は1978年にすでに考案・発売されたメニューです。
元祖は札幌味噌ラーメンを東北地方に広めようと青森市に開店した「味の札幌」で、店主の佐藤清さんによって作られ、現在はのれん分けした店を中心に、青森県内で5店舗が「青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会」の会員となってこのメニューを販売しています。

店舗によって味の個性もいろいろ

味噌カレー牛乳ラーメンの、肝心の味はどんなものなのでしょう。
見た目は普通の札幌味噌ラーメンに見えますが、よく見るとスープが普通の味噌ラーメンよりも、より濁っているのだとか。スープは味噌の風味と牛乳のマイルドさがマッチしたまろやかな味に、カレーの香りがしっかり効いていて、しかし辛さはあまりありません。バターがコクを加えているのも特徴の一つ。
麺は基本的に玉子めんで、太めのちぢれめんだったり、細めんだったりと、店によってさまざまです。
さらに、シャキシャキのわかめがたくさん乗っている店や、脂の浮いた濃いめのスープの店、白ごまの風味が効いたあっさり味の店など、同じ味噌カレー牛乳ラーメンでも、店ごとに個性があります。
味噌カレー牛乳ラーメンを取り扱っている店は「青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会」の会員でありながら各店舗は別々のお店なので、それぞれに自分の店のカラーにアレンジしているのです。各店の味噌カレー牛乳ラーメンを食べ比べてみるのも面白いかも。

味噌カレー牛乳ラーメンを食べられる店

実際に味噌カレー牛乳ラーメンを食べられるお店は、考案者の義弟である小田島敏也さんが作る「札幌館」、元祖の味を継承する「味の札幌 大西」、その分店「味の札幌 浅利」、若手の「かわら」、新しい味を追求する「札幌ラーメン蔵」の5店。各店の個性を出しつつ、どの店の味噌カレー牛乳ラーメンも、うまいと評判です。
また、この味を再現したカップラーメンも発売されています。東洋水産から「マルちゃん 日本うまいもん 青森味噌カレーミルクラーメン」という商品名で東北地方限定で販売しています。ちょっと変わり種のお土産として買って帰っても喜ばれそうですね。

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