トイレの歴史を学べる博物館「TOTOミュージアム」

トイレの歴史を学べる博物館「TOTOミュージアム」

TOTOミュージアム

トイレ、バスルーム、システムキッチンなど、住宅設備メーカーであるTOTO。そのTOTOの歴史を知ることができるミュージアムが福岡県・北九州市小倉の本社敷地内にあるのをご存じでしょうか?
ここにくればトイレのすべてを知ることができるといっても過言ではない「TOTOミュージアム」は、水まわりの文化や歴史とともに、TOTOのものづくりへの想い、製品の進化”を学べる博物館。1917年に創業したTOTOが創立100周年を迎えるにあたって、創立100周年記念事業の一環として総工費60億円をかけ建設されました。

地上4階建ての美しい建物は、緑豊かな大地と水滴をイメージしてデザインされています。外観は真っ白で曲線が独特なデザイン。内部も同じく真っ白で、とても清潔感があります。煙突効果を利用した換気や暖房システムを取り入れるほか、外壁は光触媒を施し太陽光や雨などの自然エネルギーだけで汚れが落とせたり、屋上緑化や、節水技術、太陽光発電など環境にも十分に配慮された造りになっています。ミュージアムの入り口には、タッチパネルを使用して、主なアイテムが紹介されていますので、参考にしながら進めば効率よく見てまわることができますよ♪

館内では、TOTO製品のこれまでの進化が、大便器や小便器、バスルーム、キッチン、洗面所と、カテゴリーごとに見やすく紹介されており、東京オリンピックが開催された1964年にホテルニューオータニに納入された「国内初のユニットバス」をはじめ、戦後のに普及した洋式トイレや温水洗浄便座など、約950点の展示物が公開されています。水回りの歴史を「はるか昔」、「江戸から明治」と時代の流れに区切って紹介してあるコーナーでは、今ではなかなか見かけないボットン式のトイレなどが見られ、時代と共に水まわりの商品が進化してきたことが分かります。

ユニークなトイレ

TOTOミュージアムには、立って使える「女性用トイレ」や、トイレと三輪バイクを合体させた「トイレットバイク」などのユニークな展示もあります。トイレと三輪バイクを合体させた「トイレットバイク」は、TOTO製品のプロモーション用としてつくられ、便座に座ったまま風を切って走れるとのこと!便座に座っているとき同様、落ち着く乗り心地なのでしょうか。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、オリジナルトイレットペーパーなどTOTOのオリジナルグッズが購入できます。一番人気は「超ミニチュア便器」!白とピンクの2種類あり、とってもかわいらしい小さな便器です。

<詳細>
名称:TOTOミュージアム
所在地:福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、年末年始、夏期休暇
入場料:無料 団体要予約(20名以上)
公式サイト:http://www.toto.co.jp/museum/index.htm?top=side

いかがでしたか?
「TOTOミュージアム」は全て無料で自由に見学することができるので、出稼ぎで福岡県に訪れた際は是非立ち寄ってみてくださいね♪

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