真夏なのに気温0度?日本一涼しい洞窟「鳴沢氷穴」

真夏なのに気温0度?日本一涼しい洞窟「鳴沢氷穴」

夏でも解けない氷の世界を探検!

「鳴沢氷穴は」は、今から1130年以上前の富士山噴火により流れ出た溶岩が徐々に冷めて収縮する際に内部のガスが噴出してできた竪穴式の洞窟。富岳風穴とならび富士山麓の代表的な溶岩洞窟の一つで、旧文部省から天然記念物に指定されています。洞内の平均気温は0℃~3℃とほぼ一定で、真夏の気温差は最大32度!!暑い時期に涼を求めるには最適な洞窟です。年間を通して観光客が絶えず、富士五湖観光のひとつに数えられており、一年中氷におおわれていることからこの名がつきました。洞内天然記念物のため、2009年からペットの入洞はできなくなりましたが、ゲージが用意されているのでペットを預けることができ、ヘルメットや長靴も無料で借りることが出来ます♪

自然の起伏に富んだ竪穴式洞窟

氷穴は風穴の東方約800mにあり、総延長は153m、幅1.5m~11m、高さは1m~3.6m。環状型なので、一周することで様々な洞窟の表情が楽しめます。
天井から染み出した水滴が凍ってできた氷柱は特に見もの!4月ごろに最も成長し、年によっては直径50cm、高さ3mという巨大なものが見られます。

メガネが曇るほどの氷の壁!

通路の左右にブロック状に積み上げられた氷の壁もあります!ここは、冷蔵庫が無かった時代に冷蔵庫代わりに使用されていたそうで、その当時を再現しています。ちなみにこの天然の氷は冬期にでき、初秋くらいまで見られるそうです。この氷の壁の近くには、立ち入りが禁止されている江の島まで続くと言われる「地獄穴」もありますよ!

注意点

洞窟内の気温は平均0~3度!半袖では寒すぎるので、厚手のパーカーなどを着ていきましょう。また、洞窟内は、地形がそのまま剥き出しになったところや、階段、水で濡れた滑りやすい場所があるため、歩きやすい靴で行くのがオススメです。溶岩トンネルにはあちこちにライトがありますので安心ですが、天井は低く、足元も滑りやすいので注意が必要です。

森の駅「風穴」

山梨県、静岡県の定番の銘菓や甲州ワイン、地酒、ハイキンググッズなど取り揃えた売店も近くにあります。ジャンパー、雨具などの防寒対策グッズ、富士宮やきそば、吉田のうどんなどご当地グルメを堪能できるフードコーナーもありますよ!


<詳細>
名 称:鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)
場 所:山梨県南都留郡鳴沢村8533
入洞料:大人(中学生以上)280円 小人(小学生)130円
営業時間:8:00~17:00(季節により変動あり)
所要時間:約15分
駐車場:無料(乗用車230台/大型バス23台)
電 話:0555-85-2301
アクセス:【車】中央高速河口湖I.Cから30分。
【電車/バス】富士急行線河口湖駅から河口湖周遊レトロバスにて「富岳風穴」バス停下車、鳴沢氷穴まで1km。

いかがでしたか?
鳴沢氷穴から車で5分のところに、なだらかな横穴式の天然記念物の洞窟「富岳(ふがく)風穴」もあります。
こちらも夏でもひんやり涼しく、夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られるのでご一緒に訪れてみるのも良いかもしれません♪

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