歩いて渡れる海の底の県境!日本で唯一の海中県境トンネル

歩いて渡れる海の底の県境!日本で唯一の海中県境トンネル

日本に唯一ある海中県境トンネル

海の底を歩いて渡れるトンネル「関門トンネル人道」をご存知でしょうか?
関門トンネル人道とは、山口県下関市と対岸の北九州市門司区の間に流れる関門海峡の改定を人が歩いて渡れるようになっている、世界でも珍しい歩行者用海底トンネル。1958年に21年という長い年月をかけて完成しました。2重構造になっていて、上が車、下が人道になっているため、歩いて九州から本州へ渡ることが出来ます!

関門トンネルは、下関側では55m、門司側は地下60mまでエレベーターで降ります。保守・避難用の階段もありますよ。下関側の出入口から少し離れた場所には係員が常駐し、トンネル内には監視カメラも設置されています。自転車、原付の場合乗って通行はできないので、降りて押して歩くことになります。

まるで海の中を思わせるような絵がトンネルの壁に描かれてあり、魚や海藻はもちろん、空の星までも描かれています。朝、昼、夜と3種類の星が描かれていますが特に夜の星がオススメ!夜の星は光る演出もあるのでとてもロマンチックです。全長780mのトンネルは、大体15分から20分ぐらい歩けば、関門海峡の向こう側へ出ることができます。

山口と福岡の県境で記念写真を撮ろう

トンネルをドンドン歩いていくと、通路に県境が書かれた文字が現れます。ここがトンネルのど真ん中になるので、ここまで来たらあと半分。記念写真は忘れずに撮ってくださいね♪
また、ジョギングコースとして使っている方もいるようです。天候に左右されることなく走ることができ、距離もわかりやすいので、往復してどれぐらい走ったかカウントできますよ。

スタンプを押して記念賞状をゲットしよう

駅にある観光案内所に持参すると、記念の『関門TOPPA!記念証』というものがプレゼントされます。
関門TOPPA!記念証は、人道トンネルの下関側・門司側のエレベーターホールに設置されている記念スタンプが必要です。関門海峡浪漫マップにスタンプを押して駅の観光案内所でアンケートに答えるともらえます!
両方のスタンプが押せたら、JR下関駅、JR新下関駅、JR門司港駅のいずれかの観光案内所で見せるともらえるので、突破したら是非記念にもらいましょう!

トンネルを出た後のお楽しみ

◆若松屋(おでん)
関門トンネル人道の門司側出口近くにある若松屋では、おでんが1年中売られています。関門海峡を眺めながら食べるおでんはまた格別!店内は狭いようなので、テイクアウトもおすすめです。

◆壇ノ浦古戦場
下関側の人道トンネル入り口近くには、『壇ノ浦の戦い』跡があります。ここには、NHK大河ドラマで義経役を演じられた滝沢秀明さんの手形などもありますよ。

他にも、関門トンネルを歩いて15分のところにある大きな関門橋と海もオススメ!トンネル入口に遊歩道があり、そこから見る景色は絶景です。夜にはライトアップもされカップルのデートスポットにもなっています。夏には下関と門司港の間に上がる花火が綺麗に見れるベストポジション。門司港レトロや下関の街が一望でき、とてもロマンチックですよ♪

<詳細>
名称:関門トンネル人道
場所:下関市みもすそ川町⇔北九州市門司区門司
アクセス:関門海峡めかり駅から徒歩約10分
通行可能時間:6:00~22:00
料金:歩行者無料、自転車・原付20円
定休日:無給
電話番号:083-222-3738
所要時間:15分
オススメの時期:春~秋(寒くない時期)
参考サイトURL:http://www.kanmon.gr.jp/areamap/cross/c_02.php

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