グルメな愛知県民の麺事情（愛知県） | 風俗のお仕事コラム

愛知県といえば、コッテリ風味の「美味しいもの」…特にＢ級グルメの宝庫、というイメージが強い県ですが、そんな愛知県ならもちろん「麺」も美味い！
名古屋を中心に、様々な独自路線を突っ走るご当地「麺」料理があり、愛知県民のみならず旅行者にも大好評なんです。

愛知県で「麺」と言えば、真っ先に思い浮かぶのは「味噌煮込みうどん」でしょうか。
コッテリとした赤味噌甘辛い汁に、コシのある太いうどんが煮込まれている味噌煮込みうどんは、間違いなく名古屋住民のソウルフードの一つです。
美味しい店を回るのももちろん良いですが、お土産物屋さんにも、みそ煮込みうどんセットは人気商品ですので、ぜひご自宅でも名古屋の味を楽しんでみては？

名古屋名物の料理といえばインパクトのあるものが多い中、地味に美味しい「きしめん」も、実は名古屋地方の麺！
うどんよりも太いきしめんは、太ければ「きしめん」と名乗って良いというわけではなく、日本農林規格（JAS）の乾めん類品質表示基準に基づいて「幅が4.5mm以上、厚さが2.0mmが以上」と、きちんと幅や厚みが決められているんです。

焼きそばのように炒めた太めのスパゲティ麺に、あんかけのようにとろみのあるソースが掛かっています。
ソースは、胡椒がたっぷりと入っているピリ辛風味のトマト味。具材はソーセージや玉ねぎ、ピーマン等で、焼きそばやスパゲティナポリタンのような感じですが、その他トッピングされているものはお店によってだいぶばらつきがあるので、自分好みのお店を探すのも楽しいものです。

台湾ラーメンなのに台湾じゃなくて名古屋？と思われるかもしれませんが、本来の台湾の麺「担仔」を元にして、名古屋で台湾料理店を営業していたお店のオーナーが、愛知県民の舌に好まれるように辛めの味付けに改良したとのこと。
麺の上には韮と挽肉が乗せられている名古屋名物「台湾ラーメン」は、台湾と名前が付いていても台湾名物ではなく、同じラーメンは台湾にはないとのこと。
ややこしいですが「台湾ラーメン」は名古屋名物なのです！

ケチャップ味のスパゲッティ「ナポリタン」は懐かしい昭和の味。時々食べたくなる、という方もいるのではないでしょうか。
名古屋名物の「名古屋風ナポリタン」もケチャップ味のナポリタンですが、普通のナポリタンとはちょっと違います。ウィンナー、玉ねぎ、ピーマンなどの具材やケチャップで味付けしてあるところは普通のナポリタンと同じですが、名古屋風のナポリタンは、薄焼きの卵焼きが焼かれたアツアツの鉄板の上に乗せられて出てきます。食べる時には、下の卵とナポリタンを混ぜながら食べるそうで、場所によっては「鉄板ナポリタン」「イタリアン」等とも呼ばれているとか。




いかがでしょうか？
愛知名物と言われるグルメには、味付けの濃いものが多いですが、名古屋名物の麺料理も例に漏れず、食欲をそそるこってり風味のものが多いですね。
また、名古屋といえば喫茶店「マウンテン」の「甘口抹茶小倉パスタ」「甘口バナナスパ」等の甘口パスタシリーズも超有名。
あえてオススメはしませんが、一度食べるとハマってしまう人はハマってしまうんだとか。
度胸試しに食べる人も続出している「マウンテン」の甘口パスタシリーズは、名古屋に来たら話のネタに一度は食べておくと良いかもしれません。