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忍びの伝説、伊賀忍者
004年に6市町村の合併で誕生した伊賀市は、三重県の有名な観光地の一つとして親しまれています。
伊賀市は松尾芭蕉の出身地でもあるため、忍者と俳聖生誕の地としてその名を知られています。
伊賀市の特産品としては、高級和牛である「伊賀牛」と忍者の保存食であった「かたやき」があります。
今回は伊賀忍者をご紹介したいと思います。
「伊賀忍者の歴史」
伊賀忍者が誕生したきっかけは、
「伊賀」 という土地が 「京都」 に近い山岳地帯であったという、地理的な理由があるようです。
その昔、京都は日本の中心であり、さまざまな権力闘争の舞台でもありました。
「伊賀」 は地理的にその京都の近辺でした。
険しい山々に覆われ、中央の支配力もあまり行き渡っておらず、
その土地の地主達が独自に統治などを行っていました。
このような状況のため、
権力やお金を狙って潜伏する人達や、権力闘争に負けて落ち延びた人達、彼らを援護する勢力の隠れ家などに、とても都合が良かったのです。
そしてこうした人達は、敵対勢力の情勢を機密に取得するための「諜報術」 を必要としました。
これが、伊賀 に 「忍術」 が備わる由縁になったと言われています。
伊賀忍者ってどんな忍者?」
伊賀忍者は、現代で言うところの傭兵に当たり対象の人間と「契約による主従関係」以上に関わらないという、少し冷めた部分を持っていたと言われています。
伊賀忍者たちは、「上忍三家」と呼ばれる服部・百地・藤林の三氏によって統率されていたと言われています。
当時、伊賀忍者にとって掟は絶対のものでありました。
その背景もあり、忍者を辞めて里から出る「抜け忍」を厳しく取り締まっていました。
「伊勢で忍者体験をしてみよう!」
三重県の伊勢市には「伊勢安土桃山文化村」という時代劇テーマパークがあります。
織田信長が築城した幻の「安土城」を原寸大で再現した、城をシンボルとしており、洛中洛外・楽市楽座・戦国砦など安土桃山時代の街並みを、時代考証に基づき再現した体験型テーマパークです。
当時使われていた火縄銃・手裏剣・弓矢・吹き矢など、戦国武将や忍者になりきって遊べる体験館が人気を集めています。
忍者の仕掛けをくぐって巡る迷路、妖怪屋敷など体で楽しむことができるオススメスポットです。
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