鋸山(のこぎりやま)へ、31mの石仏拝観&ロープウェーで360°の大パノラマ

鋸山(のこぎりやま)へ、31mの石仏拝観&ロープウェーで360°の大パノラマ

鋸山(のこぎりやま)へ、31mの石仏拝観&ロープウェーで360°の大パノラマ

鋸山は房総半島の南にある、古くは良質な石材の産地として栄えた富津市にある観光名所です。
名前の由来は、石材を採取したのち山肌の岩がのこぎりの歯のように見えることからこのように呼ばれるようになりました。
江戸時代には日本80名山に数えられ、現在は隠れた観光名所として知られています。
標高は329.4m、車でも徒歩でも登ることができ、天気が良ければ山頂から東京湾一帯・伊豆大島・富士山まで一望することができます。

日本寺の石仏

鋸山の南斜面にある日本寺は、聖武天皇の時代725年に開山され、法相宗、天台宗、真言宗など様々な宗派による変遷を経て、江戸時代初期に曹洞宗に改宗され現在に至ります。
境内には五百羅漢をはじめ、1,553台の石仏が至る所に祀られています。
明治に入り、神仏分離や廃仏毀釈という苦しい時代、そして昭和では火災による災難に見舞われながらも現在まで信仰が息づいています。
その中でも特筆されるのは日本寺大仏と呼ばれる31mの石仏です。
石仏とはお地蔵さんに代表される岩を彫刻して作られた大仏を指します。
元は1783年に建立され、当時の高さは今よりも約7m高い37.7mでした。
しかし侵食や破損による経年変化があり一度は崩壊の危機に立ちますが、1966年に仏師を中心とした修復作業が行われ再建に3年を費やし、現在の姿になりました。
見上げるほどの石仏に宿る凛とした姿はまさに圧巻。
この日本寺はその規模の大きさから世界第一の羅漢度道場としても認知されています。

ロープウェーもしくはハイキング、そして地獄のぞき

鋸山山麓駅から鋸山山頂駅を結ぶ、全長680mのゴンドラのようなロープウェー。
鋸山を訪れた際には、ぜひこのロープウェーをおすすめします。
動く展望台の名前がつくほど視界は広く、標高が上がるにつれ遠くを見渡せる眺望では千葉県の四季を感じることができます。
鋸山は南房総国定公園に指定されており、ハイキングにも最適です。
頂上まで約50分、アップダウンがあるので女性には大変かもしれませんが、日頃の運動不足を解消するには充分な距離になります。

山頂には断崖絶壁から突き出た岩の先端に立ち、足元100mの石切り場を覗き込む「地獄のぞき」があり、スリル満点です。
ただ高所恐怖症の方にはお勧めできません。

パワースポット聖天宮で神秘の力を感じよう!

鋸山にはダイダラボッチが複数存在していると言われています。
映画「もののけ姫」にも出てきた国づくりの巨人、ダイダラボッチ。
人間が石像を立てたことに感謝してくれているので、人に何か危害があったときには、ダイダラボッチの裂けた手から人々を救う液体が流れるという伝説も残っています。
土着の神としての自然崇拝は今も根付いているようです。
疲れたとき、自分に自信を失ったとき、迷いがあるとき、大地の気がみなぎるパワースポットに一度訪れてみてはいかがでしょうか?



夏目漱石や正岡子規も訪れたという歴史ある鋸山、日本寺。
出稼ぎに行かれた際にはぜひ訪ねてみてくださいね!

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