神社なのに魔法?鳥居も狛犬もない「魔法神社」とは?

神社なのに魔法?鳥居も狛犬もない「魔法神社」とは?

魔法神社とは?

岡山県総社市の山中に、「魔法神社」という名前の珍しい神社があることをご存知でしょうか?

魔法といえば、メルヘンやおとぎ話などでよく耳にする不思議な力のことを想像する方が多いと思いますが、魔法神社の魔法はその魔法ではありません。読み方も魔法(まほう)ではなく、魔法(まぼう)。魔法神社(まぼうじんじゃ)とは、「魔法様(まぼうさま)」と呼ばれるキュウモウ狸を祭った神社なんです。

キュウモウ狸とは、室町時代の末期に、キリスト教の布教の為に訪れた宣教師たちに混じって日本にやって来たといわれている化け狸として名高い伝説上の狸。人に化けてイタズラをしていたところを和尚に懲らしめられ、これからは心を入れ替えて牛や馬を守護すると詫びたことから、「魔法様」として祀られるようになったといわれています。このほかにも、神社のある場所にかつて武士の間で信仰されることの多かった摩利支天(まりしてん)の社があったそうで、『摩利支天の法』という呼び名が転じて魔法になったなど、魔法神社には諸説あります。

魔法神社最大の特徴は、鳥居や狛犬がないということ。狛犬がいないのは狸が祀られているためではないかという説もありますが、神域をあらわす鳥居がないのはかなり珍しいといえます。また、魔法神社の拝殿には牛の絵馬がかけられており、魔法神社が牛馬の守り神となったキュウモウ狸を祀る神社であることを指し示しています。因みに、魔法神社のご利益は「牛馬繁栄」なので、残念ながら魔法が使えるようにはなりません(笑)。

魔法神社への行き方

山の中にある「魔法神社」はすぐ近くにバス停もありますが、バスが1日に1便しかないため、車で訪れるのがオススメです。カーナビにもきちんと表示されます。
行き方は、総社の街中から高梁川に沿ってのびる国道180号線を北上し、種井地区へと入る交差点を右折。採石場などを見ながら道なりに山中へと分け入っていくと、やがて高間キャンプ場へといたる道と槁地区へといたる道とが二股に分かれた地点に出ます。その分岐点に立っているのが、「魔法神社」と書かれた石柱。この石柱が魔法神社の入り口です。階段を50メートルほど登ると目の前に広場が現れ、その広場の奥にあるのが魔法神社です。


<基本情報>
名称:魔法神社
住所:〒719-1313岡山県総社市槁
アクセス:美袋交通梶木バス停より徒歩1分
JR美袋駅より徒歩1時間半

いかがでしたか?
出稼ぎで岡山に訪れた際は、珍しい「魔法神社」に足を運んでみてはいかがでしょうか♪

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