まるでお城！１４０９億円かけて作った大阪のゴミ処理場（大阪府） | 風俗のお仕事コラム

大阪市此花区にある、まるでお城のようなゴミ処理場をご存じでしょうか？
とっても派手な外観なので、近隣にあるユニバーサルスタジオジャパンと間違えて訪れる観光客もいてしまう大阪の観光スポットなのです。

「大阪市環境局・舞洲工場」と、少し離れたところにある「大阪市都市環境局・舞洲スラッジセンター」は、カラフルな色使いと、ファンキーなデザインでまるでお城のような外観ですが、実は、ゴミ処理場＆下水汚泥処理施設なんです！

舞洲工場と舞洲スラッジセンターは別々の建物・別々の管轄ですが、両方ともオーストリア出身の芸術家、故・フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインによる建築です。フンデルトヴァッサーは、自然を愛していたため建築デザインにおいても自然への回帰を唱えており、環境保護の視点に立った環境保護アーティストで、彼の建築作品は、日本ではこの２処理施設とキッズプラザ大阪、東京赤坂のＴＢＳ玄関にあるモニュメントの４カ所あります。うち３カ所が大阪に集中しているのがすごいですね。

２００１年にできた環境事業局のゴミ焼却場の建設費は６０９億円、２００４年にできた下水汚泥処理場は８００億円。あわせてなんと…１４０９億円もの建設費がかかっています！！もちろん、大阪の税金から出ていますよ。ここまで高額にする必要あるの？と思ってしまいますが、高額なだけに最新で最強の施設になっているんです！
ゴミ処理場は、コンピュータによる安定した高温運転で１日に最高９００トンものゴミ処理能力があり、飛灰のダイオキシンは加熱脱塩素化装置で分解！屋上に降る雨水を集めて排水処理水の再利用もしています。そして下水汚泥処理場では、独自の消化技術を開発して、汚泥を半分程度に減量したり建設資材に再利用したりときちんとした設備があるんです。

舞洲工場は無料で工場内部の見学が可能ですが、事前予約を電話で行う必要があります。
また、「オープンデー」という予約不要で自由に見学できる日も定期的に設けられているので、見学の予約が面倒だという方には予約不要のオープンデーの利用がオススメ！
見学の際には「舞洲工場見学依頼書」の提出も必要なので、ＨＰをよく確認して下さいね♪


＜詳細＞
名称：大阪市環境局舞洲工場（大阪市・八尾市・松原市環境施設組合舞洲工場）
住所：大阪府大阪市此花区北港白津1-2-48
アクセス：ＪＲゆめ咲線「桜島」駅から舞洲アクティブバス乗車「環境施設組合前」下車後、徒歩すぐ
見学時間：10時〜、13時〜、15時〜　※希望日の7日前までに電話で事前予約
定休日：祝日・休日
所要時間：約1時間30分
電話番号：06-6463-4153

名称：舞洲スラッジセンター（下水汚泥処理場）
住所：大阪府大阪市此花区北港白津2-2-7
アクセス：ＪＲ大阪環状線「西九条」駅から市バス81号乗車約20分「アミティ舞洲」下車後、徒歩2分
営業時間：月～金　9時～17時（一部施設、予約の必要なし）
定休日：土曜、日曜、年末年始、祝日
見学時間（汚泥処理施設）： 月・水・木・金・土（火・日・祝日は不可）
時間帯：10時～、13時～
所要時間は約1時間30分　※希望日の10日前までに予約
電話番号：06-6460-2830