秋田の歴史をたどる!旅情感たっぷりの美しい建造物5選

秋田の歴史をたどる!旅情感たっぷりの美しい建造物5選

秋田の歴史をたどる!旅情感たっぷりの美しい建造物5選

秋田と言えばなまはげ!かもしれないですが、美しい歴史的建造物の宝庫でもあるんです。
秋田の建造物のもつ素晴らしさに浸る旅はいかがでしょうか?
厳選されたおすすめを紹介しますので、近くまで訪ねた際にはぜひ観光の参考にしてくださいね。

康楽館

明治43年、康楽館は秋田県の小坂鉱山の厚生施設として誕生しました。
外観正面は下見板張りの白塗り、上げ下げ式窓と鋸歯状の軒飾りが規則正しく並び、内部天井には中央にチューリップ型電灯と八角形の枠組みで手の込んだ洋風建築となっています。

それに対し桟敷や花道、回り舞台など日本の伝統色も強く残した和洋折衷の趣きがあり、木造芝居小屋としては日本最古級。
生きた芝居小屋として、常打芝居公演や当代きっての人気役者による歌舞伎大芝居など話題になる演目を上演しています。
その歴史的価値の高さから、小坂鉱山と鉱山町の繁栄を物語る遺構として貴重であると認められ、平成14年5月、国の重要文化財に指定されました。
レトロな美しい劇場で歌舞伎を鑑賞するのも良い思い出になりますね!

赤田の大仏(長谷寺)

奈良県・桜井市長谷寺、鎌倉市長谷寺と並んで、日本三大長谷観音の一つと言われ、巨大な観音像「長谷十一面観世音菩薩」(高さ9m、木製金箔押し)があり、「赤田の大仏」と呼ばれ親しまれています。
毎年8月22日に赤田大仏祭りが行われ、「赤田の大仏」の分身とされる小さな観音菩薩像が住職や地区の代表者らによって約1キロ離れた神明社に運ばれ、一晩安置した翌日、観音像は神輿に乗せられ長谷寺に戻り、同時に地区内や他地域から数多くの獅子舞も行列に参加して豊作と家内安全を祈ります。

この「赤田大仏祭り」は神仏習合の行事で全国的にも珍しいお祭りで200年以上も続いており、県無形民俗文化財に指定されています。
観音様の装飾もさることながら大仏殿の外観にも随所に彫刻などが施されているので、細かいところにも目を配らせながら拝観したいですね。

小坂鉱山事務所

かつて鉱産額で全国一位にまでのぼりつめた小坂鉱山の全盛時代がどれほどすごかったのかが非常によくわかる歴史的建造物です。
明治38年 ( 1905 ) に建設された「小坂鉱山事務所」は、小坂鉱山が繁栄を誇った当時の文化遺産として現在も高く評価されています。
建設当時から明治のオフィスを代表するモダンな洋風建築として注目を集め、木造三階建、内部のラセン階段が目を引きます。

当時から遠方より来訪する見学者も多かったといわれています。
ルネッサンス風建築様式の建造物は、平成9年 ( 1997 ) まで現役の事務所として使用されていました。
まるで西洋の貴族の家のように美しい造りです。

入道埼灯台(にゅうどうさきとうだい)

入道崎は景勝地として名高く、緑の大地、青い海、空の絶妙なコントラストは、見るものの心を奪います。
さらに入道崎の象徴でもある入道埼灯台は、白黒のボーダー柄が印象的で「日本の灯台50選」に選ばれ、設立以来100年、日本海西岸・男鹿半島沖合いを航行する船舶の安全をずっと守り続けてきました。
一面に広がる芝生の上に寝そべって、美しい灯台を横に海を見ながら穏やかなひと時を過ごすのも贅沢ですね。

石黒家

秋田県仙北市角館町の通称「武家屋敷通り」に所在するお屋敷のひとつ。
現在公開されている角館の6軒の武家屋敷のなかで、もっとも古く格式が高い屋敷で、唯一解説を聞きながら座敷に上がって内部を見学できます。

屋根は萱葺きで、庭には水に見立てた苔が緑にしたたり、簡素なたたずまいのなかに武家の格式を漂わせ、風情ある典型的な立派な武家屋敷です。
建物と樹齢約300年のもみの樹などの古樹の中で、落ち着いた雰囲気に浸ることができるおすすめの歴史的建造物です。

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