静岡県東部、伊豆半島の付け根に位置する「沼津」を愉しむ（静岡県） | 風俗のお仕事コラム

沼津駅に降り立ったらまずバス乗り場へ。沼津駅南口バスターミナル2番乗り場より沼津登山東海バス「牛臥・千本循環」に乗ります。目指すは「千本公園」です。千本公園に着いたら、松林の木漏れ日を浴びながらお散歩気分で歩き、公園を抜けて「千本浜」へ。東海道屈指の景勝地といわれるのも納得の、これぞ“日本の海”を臨むことができます。松林越しにその雄姿をみせる富士山。海岸線に沿って、約10kmにわたり連なる千本松原。どこまでも続く海岸線と、美しく青い海、白い波を、ただぼんやりと見つめているだけで心が洗われるような気持ちになることでしょう。“何もしない贅沢”を存分に味わってください。

ひとしきり景色を堪能し、潮風をまとったら、海辺の散策路「潮の音プロムナード」を歩いて15分。沼津港でランチはいかがでしょう。沼津港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が楽しめる飲食店街がひしめいています。お昼時は観光客で混み合うため、時間をちょっとずらすのがポイント。名物のしらす丼や桜海老丼（生しらす、生桜海老の旬は春先から初夏にかけて）、新鮮なネタで握られるお寿司など、食欲をそそられるものがたくさんあります。変わり種はバーガーショップ「沼津バーガー」。お魚で作ったハンバーガーを出すお店で、「深海魚バーガー」「金目鯛バーガー
などヘルシーなハンバーガーが食べられます。ほかにも「富士山麓 朝霧高原牛乳サンデー」や「静岡抹茶ラテ」など、静岡ならではのサイドメニューも揃っており、満足感いっぱいのランチを満喫できます。お腹がいっぱいになったら、様々な海産物を売るお店を見て回るのも楽しみのひとつ。全国一の生産量を誇る「干物」を筆頭に、とれたての海産物、その素材に最もふさわしい味付けがなされたお惣菜や加工品などが売られています。

賑やかな沼津港一周を楽しんだら、一転、神秘の世界「沼津港深海水族館」に立ち寄ってみるのもいいでしょう。生きた化石とも言われるシーラカンス5個体を展示している世界でも稀少な水族館です。また、最深2500mと日本一深い湾である駿河湾に住んでいる生物をはじめ、世界中から深海生物を集めて紹介しています。水槽や見せ方にもこだわり、深海の魅力に迫った珍しい水族館。これまで目にしてきた水族館とは一線を画すものであることでしょう。今、目の前に広がる駿河湾の奥深くにはどんな生物がいるのか、そこにはきっと新しい発見と驚きがあります。