自然の神秘、稲積水中鍾乳洞

自然の神秘、稲積水中鍾乳洞

▼いつ訪れても心地よい洞窟内

稲積水中鍾乳洞は、大分県豊後大野市にある日本最大の水中鍾乳洞です。
稲積水中鍾乳洞は鍾乳石が作られた後に全体が一度水没し、神職によって上半分が排水され、再び空気中に出てきた洞窟であり、自然な状態では稲積山山麓に奥行きがない洞口から地下水が流れ出る吐出洞として開き、下半分が地下の水面下にありましたが、観光のために排水路を掘し地価の水位を2mほど下げているため、観光ができるようになっています。
観光開発後も水面下には20mほどの鍾乳洞が広がっているため、現在観察できる鍾乳石は一部が水中に、一部が空気中に露出している姿になっています。水面下では作られることのない鍾乳石などが水面下に位置する光景を観察することと、開発前に水中にあった鍾乳石を観光路沿いで間近で観られること、開発前まで水中で激しく溶かされつつあったことを観察できるのが大きなポイントです。
無数の鍾乳石、水深40mを超える深渊、洞窟から湧き出る清流、その自然体で清らかな水が美しさを創りだし、水中鍾乳洞のコントラストは幻想の世界を生み出し、忘れられない光景を創りだしてくれます。
特に見どころは鍾乳洞石の隙間から見える泉の色。その吸い込まれそうな美しさはエメラルド色で、一度目にしたらその色は忘れられないと言われるほど美しい色です。
そして火山の噴火により懐中のサンゴ礁と泥砂が堆積して化石として形成された天然の石灰石は珊瑚石と呼ばれ、その珊瑚石にはヒーリング効果もあるため、洞窟内に入るとリラックスすることができます。
洞内の温度は1年中16度に保たれており、夏場は涼しく冬は暖かい、過ごしやすい水中鍾乳洞を探検できるようになっています。

▼洞窟内だけでなく、周辺も開発されています

稲積水中鍾乳洞の周囲は観光施設として開発が進んでおり、鍾乳洞以外には大分県1の高さを誇る稲積昇龍大観音、開世美術館、昭和のタイムトリップロマン座、おもちゃ館などが設けられています。
そのレトロさは貧相なものではなく、昭和のレトロな雰囲気を存分に醸し出しているため、まるで過去にタイムスリップしたような感覚を味わうことができます。
全国名水百選にも選ばれている白山川に輝く稲積昇龍観音菩薩立像は、参拝する人々を優しい微笑みと慈悲深い眼差しでみつめ、その苦しみや災難を受け止めてくれ、願いを叶えてくれるというとてもありがたい菩薩様です。鍾乳洞内を歩き堪能した後は、菩薩様に願いを込めて、1日を終えても良いですね。

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