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本州で一番複雑!大きく分けて6つの種類に分類される兵庫の方言
6種類に分類される兵庫の方言
兵庫の方言といえば、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
ざっくりと関西弁というイメージをお持ちの方が多いと思われますが、兵庫の方言は大きく分けて「神戸弁」「播州(ばんしゅう)弁」「但馬(たじま)弁」「丹波(たんば)弁」「淡路(あわじ)弁」「摂津(せっつ)弁」の6つの種類に分類され、本州のなかでも1番複雑といわれています。
今回は快適な出稼ぎライフを送れるよう、そんな兵庫の方言のそれぞれの特徴をご紹介します。
それぞれの特徴
◆神戸弁の特徴
神戸市全域で話されている「神戸弁」。最大の特徴は語尾に「とう」「よう」が付くことです。たとえば、「何してる?」は「何しとう?」、「早くしてよ」は「早よしいよう」等となります。また、神戸弁は兵庫の方言のなかでも比較的話すペースが遅いのも大きな特徴です。
◆播州弁の特徴
姫路市・赤穂市などで話されている「播州弁」。播州弁は特に口調や押しが強いのが特徴です。「だぼ(あほ)」「ごじゃ(とても)」「めぐ(壊す)」「あっかい(駄目)」などを多用することから、他県民から「喧嘩している?」と勘違いされることも多いそうです。
◆丹波弁の特徴
主に丹波市・篠山市で話されている「丹波弁」。京言葉の影響が強く、「えらい(しんどい)」「けなりい(うらやましい )」「こう(買う)」「さいなら(さようなら)」などを使用します。
◆淡路弁の特徴
淡路島で話されている「淡路弁」。徳島や大阪、和歌山の影響を受けており、徳島や大阪、和歌山の方言の特徴が入り混じっています。「できらん(できない)」「うれしない(嬉しくない)」「おきー(起きろ)」「せーへん(しない)」などを使用し、南部は徳島県の方言とほぼ違いがないのだそう。
◆摂津弁の特徴
尼崎市、西宮市などの阪神地区で話されている「摂津弁」。兵庫の方言ですが、大阪弁の影響を強く受けています。播州弁の影響を色濃く受けた神戸弁とは分けて考えられることが多いです。
◆但馬弁の特徴
兵庫県北部で話されている「但馬弁」。但馬弁以外の兵庫の方言は全て関西弁に含まれますが但馬弁のみ「中国方言」に含まれるため、但馬弁を神戸で話すと他県民と思われてしまうこともあるのだそう。「~しなさい」を、「しんせぇ」「しんしゃー」「しんさい」「しんちぇー」などと言います。
いかがでしたか?
兵庫の方言の特徴を理解して、出稼ぎライフを楽しんでくださいね♪
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