硬くてコシのある極太麺が特徴!富士吉田の名物「吉田のうどん」

硬くてコシのある極太麺が特徴!富士吉田の名物「吉田のうどん」

富士吉田の名物「吉田のうどん」

山梨県のご当地麺といえば「ほうとう」が有名ですよね。しかし、山梨にはもうひとつ有名なご当地麺があるんです。それが、富士吉田市近郊のソウルフード「吉田のうどん」。人口5万人たらずの富士吉田市にはなんと60軒以上も吉田のうどん屋さんがあり、およそ1000人に1軒のとても高い割合であるにも関わらずどのお店もお昼時には地元の人でいっぱいになります。吉田のうどん屋は自宅をそのまま店舗にしている店が多く、古民家で美味しいうどんが食べられるのも人気の理由のひとつ。親戚の家でご飯を食べているような感覚で、優しい味の吉田のうどんがいただけます。ただ、多くのお店がお昼(午後2時頃まで)のみの営業で日曜日は休みとなっているので、注意してくださいね。

吉田のうどんの特徴

吉田のうどんは、硬くてコシが非常に強い極太麺とスリダネが特徴。ミネラル分がたっぷり含まれ、清廉な富士山の伏流水をたっぷり使ってしっかりと打った極太麺は驚くほどコシが強くもちもちとしており、薬味も長ネギや七味など一般的なうどんの薬味とは異なり、唐辛子の粉にゴマ油やラー油といった油分を加え、ゴマ、山椒、生姜、季節の香味山菜などを加えて練り合わせたスリダネを使用しています。つゆは、醤油&味噌ブレンドが主流。味噌ベース、醤油ベースのお店もあり、それぞれのお店がこだわりの素材を使用し吉田のうどんの麺に合うつゆを作り出しています。そして付け合わせの具材は、キャベツが定番。その他に、にんじん・ネギ・しいたけ・油揚げ・馬肉なども使われています。吉田のうどんは一杯250円~500円と財布に優しい価格帯なのも魅力のひとつです。

吉田のうどんの食べ方

富士吉田では、昔からうどんは結婚式やお正月など普段の生活とは違う特別な日の行事食として出されることが多かったようです。現在でも富士吉田市の結婚式では、披露宴の最後にうどんが出てくることが多く『新郎新婦が末永く、吉田のうどんのように固く長く、コシのある人生を送るように…』という願いが込められています。冠婚葬祭時は煮あげた麺を大皿に盛り、銘々が箸で取り、手元のお椀に入った煮干や椎茸出汁の醤油味の温かい澄まし汁につけて食べる「つけ麺方式」が一般的で、店舗では馬肉(稀には豚肉)を甘辛く煮たものを乗せた「肉うどん」、冷たい麺に冷たい汁を皿に満たした「冷やし」、温かい汁に冷たい麺をつけて食べる「つけ麺」などがあります。また、茹でた麺を器に取って茹で汁をそのままかけた「湯もり」という食べ方もあり、この場合鰹節等を上からかけて生醤油を回しかけて食べるのが一般的です。


いかがでしたか?
出稼ぎで山梨県に訪れた際は、是非富士吉田の名物「吉田のうどん」を食べてみてはいかがでしょうか♪

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