趣味人から見る島根の魅力

趣味人から見る島根の魅力

「城めぐり」という趣味にとっての「松江城」

近年女性のあいだで大きなブームを呼んでいる「城めぐり」。その趣味を持つ人、またはこれから触れてみたいと考えている方にとって、この「松江城(まつえじょう)」という名城は外せない存在でしょう。松江城は島根県松江市殿町にあり、別名「千鳥城」と呼ばれ、国の史跡に指定されており、その天守閣は国宝に指定されている。またそれだけでなく、「日本さくら名所100選」に選ばれるほどの美麗な庭園が見どころで、ソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラといった桜たちがおよそ200本咲き乱れる。さらには「都市景観100選」にも選ばれたというから、もはや城めぐり人にとってだけの聖地には収まらない。


その歴史はおよそ400年遡り、1607年(慶長12年)、関ヶ原の戦いで戦功をおさめた堀尾忠氏(ほりお ただうじ)、その子忠晴(ただはる)らが、忠氏の父吉晴(よしはる)の助力を得て築城を開始したとされている。

長い時代を生き抜き今に残る名城たちはいずれも悲運に苛まれ、戦争拠点であるという定めが避けられないとおり、悲惨な破壊を経験している。そして今現在、工事の足組が組まれ、長い長い補修作業の完了を待っている状態である。しかしこの松江城は火災などいくつかの紆余曲折は経ているものの、比較的当初の姿に近い状態で現存する天守閣を有し、国宝の中でも極めて貴重な側面を持っている。天守閣はこれぞまさに天守閣という風情で佇み、作業足場に囲まれた姿を見た観光客たちをがっかりさせるというようなことがない。また、天守閣の壁の色が黒いのも珍しい特徴の一つだろう。壁が黒く塗られている理由は定かではないが、堂々とした気品を漂わせる意匠であることは間違いない。屋根の頂上に鎮座する一対の鯱鉾(しゃちほこ)は遠目からも映え、2.08メートルのその雄姿は日本に現存する木造のものでは最大とされる。


実に多くの勲章を与えられた名城松江城だが、松江城はさらに日本三大湖城にも数えられている。天守閣からの眺望の美しさが観光客を魅了してやまないのは、宍道湖(しんじこ)の存在あってこそである。特に夕焼けの景色が美しいとされ、訪れる人々の目に、400年前から今日も変わらず強く焼き付き続けている。


全国に現存する12天守の一つであり、山陰では唯一の天守閣を誇る松江城。
その魅力を堪能すれば日々のストレスも雲散霧消してしまうこと請け合いです。
出稼ぎの際には是非立ち寄ってみることをお勧めします。もちろん、とても晴れた、青空が広がる日を見計らって。

「美術館めぐり」という趣味にとっての「島根県立美術館」

宍道湖(しんじこ)の湖畔に佇む島根県立美術館の外観には目を見張るものがあります。
滑らかな流線型で構成されたシルバーのフォルムは近代的で、美術館のほかにも歴史館、郷土館といった施設の多い古風なイメージが根付く地域において、ひときわ異彩を放っています。美しく整備された湖畔という絶好のロケーションに構えられた美術館のコンセプトは、「水と調和する美術館」。まさにこの美術館に相応しいテーマではないでしょうか。湖畔にひっそりと佇むこの異世界的な建造物は、一体どんな美術空間を内包しているのでしょうか。


美術館の構成は1階が企画展、2階が常設展となっており、展示は数か月ごとに変わるため訪れる人を飽きさせません。ホールもあり、頻繁にイベントなどで使用されています。そしてロビーは湖畔に面した壁がガラス張りとなっており、とことん宍道湖の美しさを引き立てる造りとなっています。展示物がメインコンテンツとなる美術館ではありますが、人々の印象に強く残るのは、順路を終え、日も暮れなずむ頃ロビーに戻ってきた際に目に飛び込んでくる景色だといいます。そこには圧倒的な宍道湖の夕焼けが広がっているのです。

美術館にはギフトショップ、カフェ、レストランも併設されており、近年退屈な美術館が敬遠されがちな風潮をよく理解し、来訪客を楽しませる工夫がしっかりと見て取れます。周辺の芝生も夕日鑑賞ポイントとして有名で、美術館に入場しなくても楽しめる施設と言えます。宍道湖の広く穏やかな湖面を望みながらいただくレストランのディナーは大人のデートスポットとしても人気があり、客足が絶えません。


デートスポットといえば、この美術館の庭には変わった趣向の人気者がいます。
「宍道湖うさぎ」と呼ばれる彼らは12匹。一列に並んで芝生の上を跳ねているように見えるのですが、その詳細は不明です。わかっているのは、彼らがブロンズの彫刻作品だということ。そして島根県立美術館のマスコット的存在として人々に親しまれていることです。また、由来は定かではありませんが、「宍道湖うさぎ」には人々に不思議な恩恵をもたらす力があると話題を呼んでいます。どうやらは前から2番目のうさぎを触ると幸せが訪れるらしいのです。特に西に向かって優しく撫でるのが良いとのこと。真偽のほどは定かではありませんが、恋人同士で訪れるには絶好の、ちょっと素敵なお話ではないでしょうか。


また、末筆ではありますが、島根県立美術館を訪れることをおすすめする理由には、近隣にある味わい深くも女性に喜ばれそうな和菓子店の存在があります。松江の代表的な銘菓、老舗「彩雲堂」です。美術館巡りと、島根の歴史ある銘菓、そしてお抹茶。なかなか相性の良い組み合わせではないかと思われます。是非ご賞味ください。

「温泉めぐり」という趣味にとっての「湯の川温泉」

これこそ出稼ぎの女性に是非経験してほしいという絶好のおすすめスポット。
それが日本三美人の湯「湯の川温泉」です。


「湯の川温泉」は島根県出雲空港から車で5分の場所にあり、三方を山で囲まれた静かな自然の中に湧く源泉掛け流しの温泉です。美肌成分がふんだんに含まれているというこの温泉は、温泉めぐりが趣味の人はもとより、女性であれば誰もが一度は行ってみたいと願うことでしょう。この温泉の力と関係があるという根拠はありませんが、実は島根は美白の県としても有名で、何と毎年化粧品メーカーによって行われている「ニッポン美肌県グランプリ」で3連覇を達成しているのです。日本一肌が美しい女性が多い島根県と、日本三美人の湯。思わずその数奇な関係性を疑いたくなってしまいます。果たして「湯の川温泉」を読み解くことで、日本一の美肌県の精髄に触れることができるのでしょうか。


湯の川温泉の詳細な効能等ですが、泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉他を含み、適応症として「神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症」に効果があるとされています。適応症というのは湯治、つまり温泉による病の療養に適している症状、という意味で、逆に禁忌症という言葉もあります。こちらは、この症状は湯治をしてはいけない、という意味です。泉温は50.2度。実際に肌に触れる湯の温度はこれを冷ましたものになります。一般的に、入浴して最も気持ちが良いと感じられる温度は42度とされています。しかし熱めの湯を好む人も多いでしょう。そんな方のニーズにもしっかりと対応できる泉温と言えます。

湯の川温泉には、大国主の神話に登場する八上姫(やかみひめ)についての伝承が付随しています。
「火の山の ふもとの湯こそ恋しけれ 身をこがしても 妻とならめや」という唄と共に残されるその伝承は、以下のような内容となっています。――神代の昔、大国主命(おおくにぬしのみこと)と恋に落ちた因幡の国(鳥取県)の八上姫(やかみひめ)は、大国主命を慕ってはるばる出雲の国へと旅に出られました。 厳しい旅の途中、南の山の谷あいに湯が湧き出ているのを見つけられた姫は旅の疲れをその温泉で癒され、いっそう美しい美人神になられたと伝えられます。

湯の川温泉が湧き出る温泉地には、その伝承にちなんだ「八上姫神社」の祠が残されています。とても古い神社で、祭事も盛大に行われてきた由緒ある聖地です。日本三美人の湯である湯の川温泉の湯を浴びたからにはと、美人神の恩恵にあやかろうと多くの人が訪れ、お参りをしていくそうです。


風俗業というのは一日に何度も入浴するものです。それゆえ肌や頭髪が受けるダメージも大きく、乾燥などのトラブルで悩んでいる女性は本当に多いことと思います。だからこそ、湯の川温泉で日頃のストレスと共に肌の悩みも洗い流してしまいましょう。温泉にはその温泉の特色を活かした美容製品が付き物です。温泉から帰ったあとも、きっと仕事で消耗しがちな女性の体を守ってくれることでしょう。

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