パワースポットだらけの世界遺産「熊野古道」

パワースポットだらけの世界遺産「熊野古道」

3つの神社へ続く自然のパワー溢れる古道

熊野古道は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山へ通じる、深い森林に包まれた参詣の道です。平安時代から天皇や皇族をはじめ、たくさんの人がこの道を通ってお参りをしたといわれています。
2004年にはユネスコの世界遺産にも登録され、近年ではパワースポットとしても人気です。一歩入ると現実と切り離された不思議な世界に迷い込んだように感じられる濃い緑の山中に、長い歴史を感じさせる大木や、見事な滝が点在しています。

初心者におすすめのモデルコース

熊野古道は山の中を歩く道なので、ハイキング程度の装備が必要になります。けれど、歩きやすく、見どころもたくさんの初心者向けコースもあります。
大門坂入り口から那智大社を経由し那智の滝まで行くコースは所要約1時間。石畳の大門坂は、熊野古道の有名な見どころの一つ。
また、入り口付近にある大門坂茶屋では平安時代の貴族が熊野詣をした時の服装「壺装束」をレンタルしていて、平安貴族気分で山道を歩くことができます。
飛瀧神社のご神体でもある那智の滝は、その荘厳な姿から日本三大名滝の一つに数えられています。落差133mの水しぶきがあたりに霧を作り、マイナスイオンに満ちています。
ほかに、ほぼ下りのみを歩ける発心門王子から熊野本宮大社までのコースなどが初心者に人気です。

七色に変化する世界遺産の温泉「つぼ湯」

熊野古道には、日本最古の公衆浴場といわれる「湯の峰温泉つぼ湯」があります。入浴できる温泉として世界で唯一世界遺産に登録されました。
「つぼ湯」が注目される理由のひとつとして、その不思議な泉質があります。湯の色が日に何度も変化するのです。その変化は1日7回7色といわれます。温泉に含まれる物質と、大気との化学変化によって起こるのではないかとされています。乳白色、乳青色、青紫色などに変わる湯の、何色を楽しめるかは行ってみてのお楽しみ。
神経痛、糖尿病、皮膚病、リウマチ、胃腸などに対する効能も優れています。

参拝の行き帰りに名物グルメも

熊野地方の郷土料理として有名なのが、ご飯を高菜の浅漬けの葉でくるんだ「めはり寿司」。熊野本宮大社前にある老舗和菓子店「茶房珍重庵 本宮店」ではこのめはり寿司の他に、そばやうどん、ぜんざい、名物「熊野もうで餅」などが味わえます。
本宮大社のすぐそばにはほかにも、めはり寿司などのメニューを中心とした茶屋風のお食事処や、おいしいコーヒーとケーキが味わえるカフェなどがあります。
B&Bの1階をカフェとして営業している店や、ガラス工房を併設したカフェなど、おしゃれな店も多いので、参拝の際のランチに疲れた脚をゆっくり休めるのにぴったりのお店がきっと見つかるでしょう。

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