石川では超有名!みーんな大好き「8番らーめん」

石川では超有名!みーんな大好き「8番らーめん」

■なぜか食べたくなる石川県の「8番らーめん」

石川県近辺の出身・在住の人以外は、ほとんど馴染みがないだろう「8番らーめん」というラーメン屋。
しかしこのラーメン屋は、石川県の人間にとってはソウルフード的な存在で、地元に帰ったらどうしても食べてしまう!という石川県出身者は多くいるとか。

「8番らーめん」は、石川県加賀市発祥のラーメンチェーン店。
現在では、石川県を中心として1府7県に130店舗以上、さらに海外だとタイに100店舗以上を構えているそうです。

■「8番ラーメン」誕生秘話

「8番ラーメン」1号店は、1967年2月、石川県加賀市桑原町の国道8号線沿いに誕生。
開店当初は掘っ建て小屋のような簡素な店構えのラーメン店だったそうですが、炒め野菜がたっぷり乗せられたラーメンは評判上々。
あっという間に店の人気メニューとなり、開店から間もなく大勢の行列ができる人気店となりました。
たった25席しかない小さなラーメン店で、なんと1日に1,300杯も売り上げていたそうです。
ちなみに、「8番らーめん」の「8番」とは、国道8号線に由来しているそうです。

■「8番らーめん」の人気の秘密

「8番らーめん」で一番スタンダードなメニューは「野菜らーめん」。
もちろん中華麺もあるのですが、ホームページやチラシ等を見てみれば、やはり中心に来ているのは「野菜らーめん」です。

「野菜らーめん」「小さな野菜らーめん」「野菜ちゃあしゅうめん」の3メニューは、「醤油」「塩」「味噌」「バター風味」「とんこつ」の5種類の中からスープを選ぶことができます。
「野菜らーめん」はもっちりとした太麺の上に、シャキシャキの炒め野菜、メンマ、チャーシュー、そして中央には8のかまぼこがのっているラーメンです。

ちなみに、人気商品と言えど「8番らーめん」には奇抜さは特にありません。
強いて言えば、真ん中に乗せられた「8」と書かれたかまぼこが特徴的なぐらいでしょうか。
奇抜さのない普通の美味しさ、だからこそ何度も食べたくなる。
それこそが「8番らーめん」の人気の秘密なのかもしれません。

■海外進出時にも「普通の味」をキープしたのが成功の秘訣!?

現在はタイに100店舗以上チェーン展開をしている「8番らーめん」ですが、タイ進出当初はタイの味を何か入れたほうが良いだろうかと何度もテストが行われたそうです。
しかし、タイの店舗のオーナーが日本の味のままにした方が良い、と言って譲らなかったため、ニンニク等の成分の違いによる若干の変化はあるものの、ほぼ日本の味のままでの進出となったそうです。

味の他にも、接客サービスが非常に悪い東南アジアの中において、「8番らーめん」は日本式の雰囲気・サービスを提供して大当たり。
バンコクの若者たちが日本に対して抱いている憧れに、うまく沿うことができたのも成功の要因だったのかもしれません。
しかも「8番らーめん」は、現地において日本のラーメンが高い中、現地民にむしろ「安い」と思われているのもポイント。
今ではマクドナルドやケンタッキーフライドチキン等のチェーン店のようにお客さんに利用してもらっているそうです。

なんの変哲もない、普通に美味しい野菜ラーメン「8番らーめん」は、食べればお腹の中からほっとする、どこか懐かしい昔ながらのラーメンです。
石川県に行った際はぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

【石川県】の出稼ぎ風俗求人情報

◀︎ エリアコラム一覧に戻る

石川県のオススメ記事